6年目のCSS

Cross Talk - 2007年 4月 - SiRで懐かしいものを見た。6年前の今頃にオレが立てた/*CSSでイケてるデザインサイト!*/。そう、実にあれから6年という時間が経過していたのだ。当時は今ほどCSSも普及はしていなかったが、「ブログ」なんていう駄文作成ツールもそれほど存在していなかったので、君らは好きではないかもしれないがオレ好みな良質な文書が多々存在していた良き時代だったと今は思う。

さて、この6年でCSSはどう変わったのかというとそれほど目覚しい変化はなかったのではないだろうか。むしろ『ウェブサイトデザインはCSSで行うべき』という最も外側の部分のコンセプトだけが一般の人々に浸透し、結局は「ブログ」サービス運営側が与えるものをそのまま受け入れて使うというtableレイアウト時代とは精神面において何ら変わりないものが蔓延しただけではないか。相対的比率からするとCSSを『使える人』は増えたけど『解る人』はそんなに増えてはいないように思う。文書公開というものの考え方がそもそも変化してきて、もはやCSS云々ということではないのだけど、何の為のCSSか、そのCSSを使うHTMLの発表にどんな意味があるのか、そもそも文書公開とは何か、というようなことをいまだに考え続けている。

6年前のあの日、オレは確かにウェブデザインすることが楽しくて面白かったけど、今はまったくと言って良い程興味が無い。好きだったサイトも軒並み更新が停滞をはじめ、世の中は「ブログ」を筆頭にweb2.0的サービスなるものが溢れ返って、ソーシャルブックマークと呼ばれる謎の集団群がり君生成装置の恩恵により他力だけで事足りるようなものばかりで、ものすごく便利なのだろうけど使ったら負けみたいな気持ちがどっかにあって使えなくて、悶々とする中でオレはこれからも変わらないのだろう。

またハナシが逸れてしまったけど、6年経って変わったのは頭髪の本数と体重くらいなもんですよと。歳は重ねたけど精神的にはまだまだ厨房です。(どんなオチだ)


書いた人:l-_-l
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