結局はゴールデンウィークなんてごく一部の特権階級のみに与えられた高貴な幻想で虚構でイリュージョンなものですよね。
相棒が辞めて半月、彼女が今までやってきた仕事のほぼ全てをオレ様一人でなんとかこなしてはいますが、いやあよくこんなのやってたんだな、とそんな感じ。やらせてたのはオレなんだがね。いざ自分でやってみるとドラッグストアのチラシの裏面(彼女にはほとんどの物件の裏をやってもらってた)なんてのは、魑魅魍魎ですわ。カオスですわ。君らはコトあるごとに「チラ裏チラ裏」言うてますけど、実際「チラ裏」なんて今時ありませんから。表も裏も情報ギッシリですわ。特に裏面が酷い。あ、酷いだなんて言っちゃだめだな、お客様なんだから。スゴイ。お前どんだけ入れてんのよと。入れすぎて写真見えてねーよと。それでもいいんかと。そしたらこう言われるわけですよ。「写真もっと見えるようにして下さい」と。物理的に無理なんですが。なんて言おうものなら「何とかお願いします」と。こう言われちゃうわけです。そしたらもう、物理法則超えちゃうしかないわけですよ。チラシ内に存在するありとあらゆる隙間を埋めるべく、さながらテトリスに似た動きで組版された商品達を文字通りあの手この手で動かし回し「何とか」せねばならんのです。結果何とかなっちゃうのが毎回不思議で仕方ない。
チラシに限りませんが、印刷物がそこに存在している以上、そこへ至までに様々な過程、工程、苦悩、苦汁、妬み、嫉妬、嫌がらせ、挫折、歓喜?いや挫折、悲壮、、てのは大げさですが、そういうもんを乗り越えて、伐採された森林の命の一部を削り取って、4色の冷たい血液を塗りたくって、ようやく出来上がるシロモノでございます。今一度、「愛ある目」でご覧頂きたい。
「そんなん書いてる暇有れば1コーナーでもとっとと終わらせろ」
あと私信ですが、両親のアレコレの関係でオレの苗字が変わりました。 今ココで発表してもいいんですが、オレのあだ名が速攻で「ムーディ」になりそうなので君らには教えません。じゃあ、仕事終わったらまた書くわ。
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